
前章ではシステムトレードを自作してみましょうという話をしましたが、エクセルなどの表計算ソフトに詳しくても投資に関しては初心者の場合、何をどうすればいいのか分からないのが現実でしょう。そんな人たちのためにこの章ではシステムトレードを構築する際に押さえておきたいいくつかのルールを説明していきます。
しかしその前にもう一度システムトレードを導入する理由について述べたいと思います。重要な事ですので復習のつもりで読み進めてください。投資の世界では「大きく儲けたい」と言う思いと「損したらどうしよう、怖いな」と言う相反する感情が誰にでも起こります。実は投資ではテクニカルな面よりもこうしたメンタル面のコントロールを上手に出来る人が投資家として成功できるのです。
人間であれば自分の身銭を切りながら投資を行っていることで日常生活ではほとんど受けることのない心理的なストレスが生じやすくなっていて当たり前なのです。こうした緊張から普段以上に心理的な癖の影響を受けやすくなりがちです。この心理的な癖を自分なりに咀嚼し、排除する、あるいはその影響を和らげることが225先物取引で勝つための必須条件と言っても過言ではないでしょう。こういった人間ならではの欠点を補う為に誕生したのがシステムトレードなのです。
機械が売買を判断するので当然、感情のストレスなんて無縁の話ですね。こうして冷静に市場を見渡すことこそがシステムトレードの意味合いだと理解しましょう。さてそれでは具体的にシステムトレードに最低限組み込みたいいくつかのルールを説明していきましょう。まずは仕掛けルールです。
これはいつ、いくらで買う(売りから入る場合は売る)のかを決めることです。次に手仕舞いルールですがこれはいついくらで売る(売りから入った場合は買い戻す)のかを決めます。最後は建玉ルールと言いまして、これは投資額をどれくらいにするかを決めます。この3つのルールだけとりあえずは押さえておけば通常のトレードはかなり有利に進められるはずです。こうして売買モデルを作り上げ、自分の投資スタイルに合った方法を見出していくと上級トレーダーへの道も開かれることでしょう。
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